浜田市議会 > 2012-06-19 >
06月19日-06号

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  1. 浜田市議会 2012-06-19
    06月19日-06号


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    平成24年 6月定例会        平成24年6月浜田市議会定例会会議録(第6号)1. 日  時  平成24年6月19日(火)午前10時開議2. 場  所  浜田市役所議場        ────────────────────────── 出席議員(27名) 1番  笹  田     卓           2番  布  施  賢  司 3番  岡  本  正  友           4番  芦  谷  英  夫 5番  佐 々 木  豊  治           6番  道  下  文  男 7番  田  畑  敬  二           8番  平  石     誠 9番  西  田  清  久          10番  三  浦  保  法11番  新  田  勝  己          12番  三  浦  美  穂13番  山  崎     晃          14番  山  田  義  喜15番  田  村  友  行          16番  三  浦  一  雄17番  西  村     健          18番  大  谷  弘  幸19番  川  神  裕  司          20番  江  角  敏  和22番  牛  尾  博  美          23番  原  田  義  則24番  濵  松  三  男          25番  牛  尾     昭26番  中  村  建  二          27番  高  見  庄  平28番  美  浦  美  樹        ────────────────────────── 欠席議員(0名)        ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長      宇 津 徹 男          副市長     大 谷 克 雄教育委員長   梅 津 益 美          教育長     山 田 洋 夫監査委員    水 野 文 雄          金城自治区長  岡 本 利 道旭自治区長   岩 倉 初 喜          弥栄自治区長  三 浦 義 和三隅自治区長  中 島 良 二          経済政策統括監 冨 田 晋 司総務部長    牛 尾 祐 治          企画財政部長  塙   邦 彦健康福祉部長  渡 部 恵 子          市民環境部長  小 澤 孝 子産業経済部長  中 村 俊 二          建設部長    勝 田 秀 幸会計管理者   田 野 正 幸          教育部長    今 田   泰消防長     加 戸   護          上下水道部長  平 野 一 茂金城支所長   吉 永 靖 司          旭支所長    岩 谷 欣 吾弥栄支所長   山 根   貢          三隅支所長   石 田 義 生総務部次長   植 田 和 広          企画財政部次長 細 川 良 彦健康福祉部次長 山 本   博          市民環境部次長 山 本 好 教産業経済部次長 江 木   弘          建設部次長   平 中 雅 孝教育部次長   石 本 一 夫          消防本部消防次長河 上 晴 夫総合調整室長  湯 浅   淳          人事課長    古 森 義 明財政課長    宮 崎 良 一        ────────────────────────── 事務局職員出席者事務局長    三 浦 直 生          次長      小 川 克 巳議事係長    外 浦 和 夫          主任主事    勝 田   奨主任主事    濵 野 拓 夫        ────────────────────────── 議事日程(第6号)第1 委員長報告 (福祉環境委員会産業建設委員会予算審査委員会)   市長提出議案討論採決)第2 議案第59号 浜田福祉医療費助成条例の一部を改正する条例について第3 議案第60号 浜田雇用促進住宅条例の一部を改正する条例について第4 議案第61号 浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例について第5 議案第62号 市道路線廃止について(西浜田5号線外)第6 議案第63号 市道路線の認定について(西浜田5号線外)第7 議案第64号 平成24年度浜田一般会計補正予算(第1号)   議会報告事項第8        特別委員会中間報告について(議員定数等議会改革推進特別委員会)   議会追加案件   委員長申し出総務文教委員長)第9        委員会の閉会中の継続審査について   一般事件第10        議員派遣について        ────────────────────────── 本日の会議に付した事件議事日程(第6号)のとおり        ──────────────────────────            会       議            午前10時0分 開議 ○議長濵松三男) おはようございます。 ただいま出席議員は27名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付しておりますので、朗読は省略します。            ~~~~~~~~~~~~~~~議長濵松三男) 日程第1、委員長報告です。 各常任委員会審査を付託した日程第2、議案第59号から日程第7、議案第64号までの6件を一括議題とし、各所管委員会における審査の経過並びに結果について、それぞれ委員長報告を求めます。福祉環境委員長、12番三浦美穂議員。            〔三浦美穂福祉環境委員長 登壇〕 ◆福祉環境委員長三浦美穂) 福祉環境委員会審査を付託されました案件について、6月13日に委員会を開催し、審査を行い、議案1件について結論を得ましたので、結果をご報告いたします。 議案第59号浜田福祉医療費助成条例の一部を改正する条例については、平成22年度の税制改正において子ども手当の創設や高校の実質無償化に伴い扶養控除等見直しが行われ、1点目には16歳未満の扶養親族年少扶養親族)に対する扶養控除38万円が廃止、2点目には16歳以上から19歳未満の扶養控除上乗せ部分25万円が廃止になりました。この税制改正により、福祉医療費助成制度対象者が従来と同じ所得であっても福祉医療の対象とならない可能性が本年7月1日以降からあるため、扶養控除等見直しの影響が生じないよう所要の改正をするものであります。採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、福祉環境委員長報告といたします。 ○議長濵松三男) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) 質疑なしと認め、質疑を終わります。産業建設委員長、10番三浦保法議員。            〔三浦保法産業建設委員長 登壇〕 ◆産業建設委員長三浦保法) 産業建設委員会審査を付託されました議案4件について、6月14日に委員会を開催をし、審査を行い、結論を得ましたので、その過程及び結果をご報告いたします。 まず、議案第60号浜田雇用促進住宅条例の一部を改正する条例についてでありますが、本議案については本会議議案質疑の中でも、議員からこの条例改正をどのようなところで決定をしたのか、どのような議論内容であったのかとの質問がありました。それを踏まえ執行部に対し、条例の一部改正に伴う背景等についても詳細な説明を求めました。執行部からの説明を受け、委員からは独立行政法人雇用能力開発機構から浜田市に所有権が移っても家賃決定については機構の家賃決定方法を受け継いだほうがいいのではないか、入居者のほとんどの人が家賃2に該当するのであれば家賃1はやめて家賃体系2からスタートすべきではないか、また入居に際しては条件を了解して契約をされているとは思うが結果として不公平感がある、現実に即して問題解決したらどうかといった内容の質疑がありました。担当部長からは、雇用促進住宅は市に移った段階で10年間家賃体系は維持していくということで施設の売買を受けたところである、また家賃2でスタートさせる市の基準を持つべきかどうかの検討もしたが、現在の経済状況からして入居される方については市内への転居であれ配置転換であれ市として受け入れるものであるので、ハローワークの照会の有無にかかわらず新規で仕事を求められる方と同じでいいのではないかと判断をし家賃1からとしたところであるとの見解が示される中、審査を行い、採決を行いました。採決に当たっては1名の委員から、不公平感は残るが過去の流れや経緯もあり、非常に難しい採決であるため棄権したいとの申し出があり、退出後直ちに出席委員6名による挙手採決の結果、6名全員の賛成により原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第61号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例についてでありますが、特に問題となる質疑はなく、審査を行い、採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第62号市道路線廃止について(西浜田5号線外)及び議案第63号市道路線の認定について(西浜田5号線外)の2件でありますが、現地の各路線を確認をし、説明を受けた上で審査を行い、それぞれ採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、産業建設委員長報告といたします。 ○議長濵松三男) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) 質疑なしと認め、質疑を終わります。予算審査委員長、9番西田清久議員。            〔西田清久予算審査委員長 登壇〕 ◆予算審査委員長西田清久) 予算審査委員会審査を付託されました予算議案1件の審査の経過及び結果をご報告いたします。 6月15日に委員会を開催し、議案第64号平成24年度浜田一般会計補正予算(第1号)について慎重に審査を行いました。 審査に当たっては、追加の質疑を含め、8名の委員から質疑がありました。 質疑が最も集中したのは私立保育所施設整備補助事業で、委員からは事業費の内訳や定員に対する現状や増築後の面積の変動について、また開設後わずか1年で増築ということで当初計画の甘さに対する指摘などの質疑がありました。執行部からは、定員45名に対し現状は55名で、面積基準も暫定的に遊戯室なども活用し、何とか対応できているが年齢ごと部屋割りにしたい、また設立時の定員は60名にしたいという意向が設置者からあったが、未就学の定員検討委員会などの意見や周辺の園の状況など、さまざまな状況から45名の定員としたなどの答弁がありました。 また、浜田商業活性化支援事業について事業主体説明補助率などの質疑が、それからふるさと教育推進事業については実施に至った背景や配分率についての質疑がありました。そのほか、企業参入連携支援事業では、事業費の昨年との対比や中身などの質疑がありました。採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。以上、予算審査委員長報告とします。 ○議長濵松三男) ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 これより討論を行います。 議案第60号浜田雇用促進住宅条例の一部を改正する条例について討論の通告がありましたので、発言を許可します。1番笹田卓議員。            〔1番 笹田 卓議員 登壇〕 ◆1番(笹田卓) 会派風、1番笹田卓でございます。 議案第60号浜田雇用促進住宅条例の一部を改正する条例についてでございますが、反対討論に立つことは誠に心苦しく、残念ではございますが、私も市民から選ばれた議員としてその責務と信念に基づいて、本議案に対して反対の意見を表明いたします。 本議案については、3月定例会一般質問浜田雇用促進住宅独立行政法人雇用能力開発機構から浜田市に所有権が移り、家賃体系に不公平があると指摘があったため条例の不備を明確にし、家賃体系はそのままで条例改正を行うものでございます。浜田雇用促進住宅に住んでいる市民の不公平を全く無視した条例改正だと認識しております。 産業建設委員会での審査では、先輩議員から市民目線で大変丁寧な質問がございましたが、執行部からは浜田市の体裁のみを重んじた大変残念な答弁でございました。例を申し上げますと、平成23年3月から入居した住民平成23年4月から入居した住民とでは、たった数日入居した時期が違うだけで、5年間住み続けると4年間も家賃体系に差ができることになります。それについて執行部からは、平成23年4月以前は独立行政法人雇用能力開発機構管理しており、確かに不公平感はあるものの契約はそのまま生きている、弁護士にも相談して決めたとの答弁もございました。住んでいる住民にとっては、独立行政法人管理よりも市民の声が届く浜田市の管理で、公平で安心して住めることを望んでおります。これらの不公平に該当するのは、平成21年4月から入居した住民でも37世帯に上り、仮に4人家族だとしても約150人の市民に影響があると考えられます。 このような住民を無視した条例改正ではなく、浜田雇用促進住宅は2年更新であることから、該当する世帯に対しての次の更新時には、家賃体系を上げずに据え置くなどの住民に優しい措置も必要ではないかと考えます。この条例改正は、これらの住民家賃体系について二度と議論ができなくなることも意味しております。浜田雇用促進住宅浜田市の管理になり、住民が公平で安心して住める住宅とは言えないのではないでしょうか。浜田雇用促進住宅浜田市民にとって安心して住める住宅となるよう、前向きな議論が必要ではないでしょうか。先輩議員各位のご賛同をお願い申し上げ、私の反対討論といたします。 ○議長濵松三男) 以上で議案第60号についての討論を終わります。 議案第59号及び議案第61号から議案第64号までに対する討論の通告はありませんでした。よって、これらの議案について討論なしと認め、討論を終わります。 これより採決を行います。 日程第2、議案第59号浜田福祉医療費助成条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第59号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。議案第59号は原案のとおり可決されました。 日程第3、議案第60号浜田雇用促進住宅条例の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第60号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長濵松三男) 挙手多数であります。議案第60号は原案のとおり可決されました。 日程第4、議案第61号浜田市営住宅条例等の一部を改正する条例についてを採決します。 議案第61号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。議案第61号は原案のとおり可決されました。 日程第5、議案第62号市道路線廃止について(西浜田5号線外)を採決します。 議案第62号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。議案第62号は原案のとおり可決されました。 日程第6、議案第63号市道路線の認定について(西浜田5号線外)を採決します。 議案第63号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。議案第63号は原案のとおり可決されました。 日程第7、議案第64号平成24年度浜田一般会計補正予算(第1号)を採決します。 議案第64号について、委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。議案第64号は原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    議長濵松三男) 日程第8、特別委員会中間報告について(議員定数等議会改革推進特別委員会)を議題とします。 議員定数等議会改革推進特別委員会において調査中の事項について、会議規則第43条第2項の規定により中間報告をしたいとの申し出がありますので、これを許可します。議員定数等議会改革推進特別委員長、19番川神裕司議員。            〔川神裕司議員定数等議会改革推進特別委員長 登壇〕 ◆議員定数等議会改革推進特別委員長川神裕司) 議員定数等議会改革推進特別委員会取り組みにつきましては、3月定例会全員協議会でも一定の報告をしておりますが、ここで改めて昨年12月の委員会設置から今日までの会議開催状況検討状況について中間報告をさせていただきます。 議員定数等議会改革推進特別委員会は、浜田市議会次期改選時における議員定数及び議会改革推進に関する事項について調査及び研究を行うことを目的に、昨年12月7日に議会の議決を経て設置されたところであります。委員の選任については各会派を基本に定数を10名とし、これまで10回の会議、1回の行政視察を行ってまいりました。 第1回目の特別委員会特別委員会が設置された当日の12月7日に開催し、委員長及び副委員長の選出を行いました。その結果、指名推選の方法により委員長に私川神裕司が、副委員長江角敏和議員がそれぞれ選出されました。 第2回は12月13日に開催し、今後のスケジュールについて協議いたしました。その際、次回の会議で正副委員長からたたき台を提示し、検討、決定することを確認いたしました。 第3回は年が明けた本年1月10日に開催いたしました。特別委員会調査目的の再確認を行うとともに、論点整理のための意見交換を行ったとこであります。 定数問題については、単純に類似団体との比較だけではなく、多角的な面から検討するべきだという意見が大勢を占めました。また、今後のスケジュールについて協議し、今後は月2回のペースで特別委員会を開くこと、5月に開催予定議会報告会定数についての意見を聞くこと、8月の議会だよりで市民アンケートを行うこと、それらを踏まえて検討し、12月議会での議員定数条例改正を目指すという点を確認いたしました。そのほか、議会改革に向けての取り組みがより市民にわかるよう会議を各自治区に出かけて開催したらよいのではないか、また、議員定数についての市民意見を聞く機会を設けたらどうかという意見がありました。 第4回は1月23日に開催し、前回に引き続いて論点整理のため、現状認識について委員一人一人から発言を求めたとこであります。その中で、市民議員定数に関する意見を求める前段として、議会必要性をいかに市民が理解していただいているのかが重要であり、そのために市民に対してどのようにアピールしていくのか十分検討する必要があるという意見が出されたとこです。住民の方々に議会必要性を訴えながら定数議論をしていくという難しい対応を求められるが、12月にはこれがベストだと胸を張って言える定数を示すことができるよう努力していくという認識で一致をいたしました。 議会改革については、テーマの一つである政策討論会について重点的に検討いたしました。最初は、なかなかイメージがわかないという意見が出たものの、自由討論との比較を踏まえ議論を積み上げる中、徐々に方向性が出たように感じたところであります。 第5回は2月2日に開催いたしました。 定数問題では、自治区制度を考慮して選挙区を設けるかどうかの議論を行いましたが、前回の選挙で自治区ごとの選挙区を撤廃した経緯もあり、選挙区を設けず全市1区で行うことを確認したところです。定数については、自治法改正により人口による定数上限が撤廃され、地域の実情に応じて定数を自由に決められることになった点や、より多くの民意を反映するという観点から増もあり得るのではないかという議論もありました。しかしながら、定数削減という潮流の中、市民の理解が得られないとの意見もあり、議論の結果、定数の上限は28とし、それ以下とすることを確認し、具体的な数については議会報告会での意見市民アンケートを参考に議論することとなりました。 議会改革については、前回に引き続き、政策討論会について検討をいたしました。特に、議題を出すための幹事会あり方議論が集中し、幹事会委員の選出について会派で持ち帰り、次回再度協議することになったとこであります。 第6回は大雪の日でありましたが、2月20日に開催いたしました。 議員定数については、前回までに出されたさまざまな切り口から類似団体、人口、面積、財政力指数の比較について資料に基づいて議論し、委員それぞれの議員定数に関する認識を深めたとこであります。 政策討論会については、前回会派に持ち帰った意見委員会で集約し、議題に関しては幹事会を設置して、代表は1名会派も含めてすべての会派から1名出すことで合意、そこで上がってきた議論を採択するかしないかは原則全会一致によることを決定いたしました。また、幹事会には正副議長は入らないこと、議題提出者は1名から可能であること、議題は書面で幹事会へ提出すること、会議幹事会も含めて公開することなど、規定をつくる上で基本的に押さえておくべき点を確認をいたしました。 第7回は3月13日に開催いたしました。 議員定数検討切り口のうち、当日は常任委員会の構成から考えた議員定数について議論いたしましたが、常任委員会で十分な議論ができる人数を考えた上で全体の定数あり方を考えるという視点を持つことが必要だということで意見が一致いたしました。 政策討論会については規定案を出して検討を行い、6月議会会議規則改正を諮るということで合意いたしました。あわせて、3月議会最終日全員協議会での報告内容についても協議いたしました。報告については、皆さんご承知のとおりであります。 第8回は、新年度に入った4月6日に開催し、議員定数問題について、県立大学別枝学部長との意見交換会を4月27日で調整すること、委員外議員の出席も可として全議員に案内することを決めたとこであります。また、行政視察の実施を決定し、大分市を中心に調整することとなりました。 議会改革については、過去行われた議会改革検討委員会検討内容をできているもの、改善の余地があるものに整理し、資料としてまとめたものを参考にしながら、そのほかに検討したい項目を各委員から提出いただき、今後の検討材料とすることといたしました。 第9回は、前回話のあった県立大学別枝学部長との意見交換会を行いました。 学部長からは、昨年フレッシュマンフィールドセミナーで学生たちが行った議員への聞き取り調査の結果やゼミでの議論をもとに話をしていただきました。ちなみに、14名の学生たちのゼミでは、市町村合併したことを踏まえて、旧浜田市というところを代表するような人たちは少し削減してもよいのではないか、しかし一方で合併によって加えられた地域に居住している人たちはもっと増えてもよいのではないか、それらを考えると削減だけを口にすることはおかしいというような分析結果になったこと、二人の学生が市長と議会は車の両輪だと言われるがインタビューして両輪になっていない、市長が車輪で議会は補助輪だという厳しい意見を出したことなどを紹介いただきました。 議会というものがより開かれた議論を行い、結果的には多数決で決まることであったとしても徹底的な議論をする、場合によっては首長に対して方向を修正していくというようなことは27、8人という大勢の知性が集まっているわけなんだからできることではないかとの意見を述べられました。また、定数についても、大事なのはそこに至る議論の経過を市民にどれぐらい見せるかということに尽きるのではないか、定数を考えるときには現在の自治区制度を改めて考えることが必要ではないかということも言われ、非常に充実した意見交換会となりました。 5月24日から25日にかけて、大分県大分市と臼杵市を視察してまいりました。大分市議会では、市民意見交換会取り組みを中心に議員政策研究会や議会活性化推進会議での議論議員定数を考えるシンポジウムなどの話を伺い、臼杵市議会では政策討論会取り組みを中心に議員提案の政策条例意見交換会での議論議員定数削減に至る経緯などの話を伺いました。いずれも今後の論議の参考になる視察でありました。 第10回の特別委員会は6月11日に開催し、8月1日号の議会だよりに掲載する議員定数等に関するアンケート及び今回の中間報告の内容について検討するとともに、次回以降、重要案件の意見交換会について論議していくことを確認いたしました。以上がこれまで行ってまいりました特別委員会の経過でありますが、現在のところ決定している事項は、議員定数の問題については選挙区を設けず全市1区で行うこと及び定数の上限は28としそれ以下とすることの2点であります。 全国的に定数削減が潮流となっている昨今、議員定数市民の関心事項であります。現在の浜田市議会の機能を充実しつつ、より効率的な議会運営を行うための定数議論に関して、今後、先ごろ実施した議会報告会での意見を集約するとともに、8月1日号の議会だよりで市民アンケートも行いますので、それらの意見を参考にしながら、12月の条例改正に向け精力的に議論を重ねてまいります。また、議会改革につきましては、申し送りを受けた調査事項のうち、政策討論会については会議規則改正の議決をいただき、あわせて規定の整備を行いましたので、活用いただきますようお願いいたします。 まだまだ残された課題は多くありますが、この間の議論意見交換、視察を通じて感じたことは、議会の機能や議員活動に対して市民が理解していただけるだけの情報提供がなされていない点であります。さらに、市民の皆さんに議会を理解していただき、市民の皆様の意見反映が円滑に行われるためにも、議会基本条例に沿った取り組みが求められます。これからも市民目線でよりよい議会改革を実現できるよう頑張る決意を申し上げ、議員定数等議会改革推進特別委員会委員長中間報告といたします。 ○議長濵松三男) ただいまの議員定数等議会改革推進特別委員長報告について質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) 質疑なしと認め、質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~議長濵松三男) 日程第9、委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務文教委員長より審査中の請願について、委員会条例第40条の規定により、お手元の資料のとおり閉会中の継続審査申し出がありました。 お諮りします。総務文教委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。よって、総務文教委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~議長濵松三男) 日程第10、議員派遣についてを議題とします。 お諮りします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第77条の規定により、お手元に配付のとおり、それぞれ議員を派遣したいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認めます。お手元に配付のとおり、それぞれ議員を派遣することに決定しました。 お諮りします。ただいま決定されました議員派遣の内容に今後変更を要するときは、その取り扱いを議長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長濵松三男) ご異議なしと認め、そのように決定しました。 以上をもちまして今期定例会に付議されました案件の審議はすべて終了しました。 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。市長。            〔宇津徹男市長 登壇〕 ◎市長(宇津徹男) 平成24年6月浜田市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 初めに、去る6月6日、三笠宮寛仁親王殿下が薨去されました。66歳の若さでの早世は誠に残念で痛恨、痛惜の思いに絶えません。市民の皆さんとともに、衷心より哀悼の意を表する次第であります。 そしてまた、特にこの親王殿下が平成4年のスポーツレクリエーション祭のときに、たまたま私は県会議長をしておりまして、わずか2日間のおつき合いでありましたが、それがその後ずっと亡くなられるまで、例えば園遊会等でお会いしますと必ず私のほうへ寄っていただき、元気でやっているかとそのように声をかけていただいた、そういう仲であります。 皆さん方もご承知のように、このひげの殿下の弟様が高円宮様でありまして、高円宮様が三笠宮親王殿下とお知り合いになった後にこちらの島根のほうへおいでになり、十念寺にあります根付等の研究で日本的な研究者でもあったところであります。その後、この高円宮様は三隅のほうへ2回おいでになっておりますが、大変この宮様とも親しくさせていただきました。宮様はご承知のように、スカッシュの練習中に心臓麻痺でお亡くなりになったのでありますが、その高円宮親王殿下のお兄様がこのひげの殿下であります。 ひげの殿下は、私と会いました平成4年のスポーツレクリエーション祭、その直後に実は舌のがんが発見されまして、そのがんの治療を続けられたところであります。その後、園遊会等でお会いしますと、よう議長、当時県会議長でしたから議長ということでありましたが、いや、実は私は先年から浜田の市長になりました、そういうことで、おおそうか、市長かということでありました。もう本当に気さくな方であります。その後、3回にわたって園遊会に浜田市長として呼ばれ、そのたんびに目ざとく私のほうへおいでになったと、この度の親王殿下の薨去は大変残念であります。 この親王殿下のお父様が三笠宮殿下でありまして、現在96歳になられるこの殿下は戦前の昭和天皇の弟さんでありまして、昭和天皇が戦前のいろんなことで取り組まれたそのことについては昭和天皇の歴史に詳しいところでありますが、唯一この三笠宮殿下は反戦の殿下と、当時最強を誇っておりました陸軍に対してもはっきり物をおっしゃるそういう殿下であった、そのお父様の血筋をそっくりお継ぎになっていたのがこの三笠宮親王殿下であります。歯に衣を着せぬ、弱い者を助ける、したがって平成4年のときにお会いしたときに、その後がんに何回も手術、挑戦をされたのでありますが、その後福祉関係に大変お力を入れておられる、そういうこともこの亡くなられた報道でわかったところであります。そういうことで、まだまだがんにも絶対負けないという強靱な精神を持っておられた、このひげの殿下のお亡くなりになりましたことは大変残念な思いであります。あえてこのことを申し上げておきたいと思います。 さて、今議会に提案いたしました諸議案につきましては、慎重にご審議の上、それぞれ可決いただき、厚く御礼を申し上げます。今後の執行に当たりましては、本議会でのご意見、さらに委員長報告を尊重して、適正な行政運営に取り組んでまいります。 今議会一般質問では、多くの議員の皆さんから今後の浜田市のあるべき姿や市民目線に立った施策の取り組みについて、貴重なご意見やご提言をいただきました。特に、中期財政計画の見通しや自治区制度の実施、10年以降につきましては積極的な、建設的なご提言をいただきました。よりよい浜田市となりますよう再検証を行い、前向きな検討を進めてまいります。また、震災瓦れきの広域処理につきましては安全性の確保を大前提に、島根県及び関係団体と十分に協議、検討をしてまいります。このほかにもまちづくり、そして観光振興、教育行政など多岐にわたってさまざまな面から質問やご提言があったところであります。これにつきましても、可能なものはすぐに取り組み、施策に反映できるものは積極的に取り入れてまいります。 さて、今年もいよいよ梅雨本番となりました。けさのニュース等でご承知のように、台風が4号、そして引き続いて5号がこちらのほうへ接近中であります。そういうことで、市民の皆さんに被害が及ぶことのないよう、万全の態勢を整えてまいります。 最後に、梅雨明けまで蒸し暑い日々が続きますが、議員の皆さんにおかれましては健康に十分ご留意され、ますますご活躍されますよう祈念申し上げ、お礼のごあいさつといたします。 ○議長濵松三男) これをもちまして平成24年6月浜田市議会定例会を閉会します。 皆様ご苦労さまでした。            午前10時42分 閉会        ────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により本会議の顛末を証するためここに署名する。         浜田市議会議長         浜田市議会議員         浜田市議会議員        ──────────────────────────...